スタッフ紹介
私たちが患者さまのそばに寄り添い、透析治療のサポートをいたします。
透析での針を上手に刺せる
困った事があったら相談して頂ける
基本的な技術とやさしく寄り添える心を重視しています
当院は昭和48(1973)年開院した透析を中心とした歴史ある診療所です。歴史は古いですが、最新の透析機器を完備して最新の治療モード(オンラインHDFなど)に対応しております。大阪透析研究会(地方会)や学会(全国)では毎回スタッフが研究発表を行い、知識や技術の向上を図っています。学会などでの受賞歴も多数あり弛まない努力を続けております。開院以来のスタッフや新しいスタッフもいます。長年の経験と歴史を生かす事。新しい技術と知識を取り入れ生かすこと。この両者を両立させてこそ医療の向上と安全・安心に繋がるものと考えております。
現在、当院での最長透析歴患者さまは、昭和54(1979)年から通院されている方です。長年透析をされて苦労も多かったことと思いますが、透析の度に「いつもありがとう」との言葉を頂けます。私達の宝とする言葉です。透析は生命を維持する治療で、病を治す治療ではありません。それ故、スタッフと患者さまは長いお付き合いになります。私達は患者さまが透析治療でのストレスを少しでも軽減できるようお手伝いできればと思っております。透析での針を上手に刺せる。痛い時や痒い時などに適切な対処ができる。困った事があったら相談して頂ける。このような基本的な技術とやさしく寄り添える心を重視しています。色々な制限がある食事や生活のアドバイスをさせて頂きながら、患者さまに寄り添った透析治療を目指しております。
高い専門知識、優れた医療技術
新しい透析設備は何よりも患者さまとそのご家族を
大切に思う心があってこそその力を発揮します
病を抱える患者さまを必死に支えようとする医師達、ご家族と膝を交えてよりよい治療のため納得いくまで話し込む医療スタッフ達、笑顔を絶やさず患者さまの心に寄り添う看護助手や送迎スタッフ達…。決して短くはない週3回、平均4時間という透析治療時間、そしてそれ以外のご家庭、職場での生活時間も安心して過ごしていただけますことを一番に考えて すべてのスタッフが行動しています。
患者さまとスタッフのつながりだけでなく、スタッフの間にも同様なお互いを思いやる空気は流れています。互いをプロとして認め合い尊敬し合うことから良好な連携・チームワークが生み出され、幅広い年齢層のスタッフがみなそれぞれの経験を大いに発揮し合える環境となっています。
今後も弛まぬ努力で患者さまの身体と心にやさしい治療・看護・ケアを続け、地域社会に貢献して行くことが私たちの使命と考えています。
患者さまのお話に耳を傾け
コミュニケーションを大切にし
安心して治療を受けていただくための努力をします
私は,入職して15年になります。小野山診療所はとてもオープンなクリニックであり、患者さまが話したいこと、不安なこと、知りたいことはどんな事でも医師やスタッフに相談して下さいというのが当院の方針です。食事療法から薬物療法、透析療法に至るまで、全ての治療には利点と欠点が必ずある事を、まず患者さまに話して有用な選択肢を全て提示し、理解できるよう、納得するまで説明させて頂きます。
そして、何よりも患者さまのお話にきちんと耳を傾けるコミュニケーションを大切にし、患者さま一人一人の状態に合わせた透析を行うよう心がけております。
また、当クリニックは、透析液の清浄化に取り組んでおり、35台の全透析装置がオンラインであり、うち25台がI-HDFで、10台はHDFとなっております。夜間の透析時間帯では、仕事帰りの患者さまが、透析を安全・快適に行えるように配慮しております。週3回という多くの時間を過ごす透析室を、居心地のよい環境にし、皆様に安心して透析治療を受けて頂くために、スタッフ一人一人が努力を惜しまず、日々のケアを行っていきたいと考えております。
患者さまの笑顔とありがとうの言葉で
元気とパワーをいただいています
小野山診療所に入社して12年。初めての透析室勤務で最初は戸惑いもありましたが、患者さまとの長い関わりの中で、患者さまに寄り添い、声を聴き、信頼関係を築いていくことができる、やりがいのある職場だと実感しています。
患者さまの笑顔とありがとうの言葉で、元気とパワーをいただいています。
患者さまとの信頼関係や職員同士のコミュニケーションの
良さで患者さまの延命効果を導き出します
私は昭和48(1973)年の開業から小野山診療所にお世話になっています。これまでいろいろなことがありましたが、今振り返ってみるとこの診療所で勤務できてとても幸せに感じています。30年以上も透析治療をされておられる患者さまとの信頼関係や、院長と室長とのコミュニケーションの良さが患者さまの延命効果を導き、また職員同士の横のつながりの良さが患者さまへのいいアプローチにつながり笑顔を生み出す。そんないい医療チームとなっています。
診療所では、職員同伴で行く患者さまとの日帰り旅行が人気で、ご家族も一緒に行かれる方もおられます。また患者さまとの勉強会もあり、職員の多種多様な発表が患者さまに好評です。長年にわたって透析治療を続けておられる患者さまをたたえる「永年透析賞」、これは40年も前から行われています。私は定年退職し、現在はパート勤務ですがまだまだ頑張りますので、引き続きよろしくお願いします。
患者さまの笑顔を見ることが
私の心の励みとなります
入職して33年になります。3人の子育てをしながら透析の勉強や発表、患者さまやスタッフの指導、また患者さまの勉強会やバス旅行などの企画を今までやってきたことが生きがいであり、私の宝となっております。
患者さま個々に合った治療やケアをして納得していただくことを目標にしてきました。現在も進行中です。患者さまが「ありがとう」と言って透析室を出られるその笑顔を嬉しく思い、その笑顔をも求めて日々頑張っています。私たちスタッフはチーム医療を目指してやっております。患者さまやスタッフの思いを大切にして、これからも皆さまの笑顔を求めて頑張っていきます。
透析中の患者さまがストレスを感じず
リラックスできるよういろいろ工夫しています
小野山診療所に勤め始めて10数年…当時小学生だった娘たちもすっかり成人し、適齢期になりました。私たち看護助手は医療的な事はできないので、せめて透析中は患者さまが余計なストレスを感じないよう、リラックスできるようにと色々工夫して関わらせてもらっているつもりです。患者さまには年配の方も多く、人生の先輩としてのお話を聞くことができて、たいへん勉強になります。
透析についても、専門的な分野から接遇に至るまで様々な勉強会に参加させて頂けるので、娘たち同様私もそれなりに成長した10数年だったかなぁ…と思います。今後も留まることなく、そして次の世代のスタッフたちにもこの充実感を繋げていくこを目標としていきたいと思います。
介護ヘルパーの経験を生かし
常に患者さまに声かけなどの配慮をして送迎をいたします
私は自力で通院できない患者さまを車で送迎しています。送迎の仕事は2人でコンビを組んで行います。まず、朝6時30分に軽自動車とワンボックスカーの2台でお迎えに出発します。お迎えの範囲が広域なため、2コースに別れて行いきます。お帰りは透析治療を終えられた方から順番にお送りします。お迎えと違い、コースは決まっていないため、同乗されている患者さまのご自宅の場所を考えたり、患者さまのご都合をお聞きし臨機応変にコースを決めて運行しています。
送迎が必要な方は、車椅子をご利用の患者さまやお体が不自由な患者さま、ご高齢の患者さまが中心となりますので、運転も車の乗り降りにも心配りや配慮が必要です。私の場合、介護ヘルパーの経験を生かし、一人一人の患者さまのニーズに対応した介助ができるよう、常に声かけを心がけながら患者さまの送り迎えをさせていただきます。(文:ハーディー)
多くの患者さまやスタッフたちと接する仕事なのでコミュニケーションを大切にします
私の仕事はレセプト作成、受付窓口業務、在庫管理など多岐にわたります。多くの患者さまやスタッフたちと接する中で、コミュニケーションがとても重要と考えています。
小野山診療所に入職して10数年経ちます。その間に結婚・出産も経験し、また接遇の勉強会などにも参加させてもらい、私も成長したと思います。これからも常に患者さまの気持ちに寄り添い、思いやりの心を持って仕事に取り組んでいくことを目標とします。受付・事務担当 箕浦 智子
患者さまに安心して通院していただけるよう笑顔とホスピタリティを常にこころがけます
当院の事務スタッフの一員になって多くの事を学ばせていただきました。仕事内容は受付、会計入力、レセプト請求、在庫管理などで、幅広い業務のひとつひとつを深く掘り下げていく作業にとてもやりがいを感じてします。
また、スタッフ間のコミュニケーションをとるために、ミーティングを大切にしています。そこでは、現状に対する課題についての話し合いや保険算定についての知識を深めたりしています。患者さまに安心して通院していただけるよう、笑顔とホスピタリティを常に忘れないよう日々頑張ってまいります。受付・事務担当 岩下 陽子
小野山診療所の患者さまの声
これまでに当院のスタッフが、患者さまからかけていただいたお言葉を、感謝の想いを込めてご紹介いたします。
- 80歳代の患者さまのご家族の方「母は、院長とあなたの顔を見ると表情が優しくおだやかになります」。80歳代女性「ここの院長はいばらない。親身になって話を聞いてくれる」というお言葉を患者さまからいただきました。
- 「前にいた透析室では、ベッドにタオルを敷いたりするのは全部自分でしなければいけなかったけど、ここではベッド廻りを全て(イヤホンやティッシュにいたるまで)してくれるので、年を重ねて動きにくくなった自分には本当に助かります。ありがとう」「前の施設はカイロを持参して自分であたためないといけなかった。ここではホットパックをすぐ貸してくれるのでありがたいです」「本当は透析なんかしたくないけど、死んでもいいと思っているくらいだけど、毎回家まで送り迎えしてくれるのでありがたくて、嫌やけど行かなあかんなあ…と思っている。もとい、思えるようになった」という言葉をいただきました。
- 「院長の顔を見ると安心する」「ヘルパーさんはよく気がついてくれる」
- 「どんな患者さんに対しても、いつも優しく隔てなく声かけ対応してくれてありがとう。透析中の何時間という苦痛を声かけや会話で心が和むし気が紛れるよ」という言葉をいただきました。
- 「いつもきれいにタオルとかを敷いてくれてありがとう」や、自転車通勤をしているのを知っている患者さまに、雨降りや台風の日は「帰り道気をつけて」と言ってもらったことがあります。とても嬉しかったです。
- 「毎回、大きな声でスタッフの人たちが挨拶してきれるのはとても気持ちがいい」「隣のベッドの人が急に立ち上がったので倒れてきそうで不安に思ったら、スタッフの人が気づいてすぐ来てくれたので安心した。目配り、気配りをしてくれていることが嬉しく思った」と言っていただきました。
- 「時間に融通がきくから楽」「タオルを敷いてくれたり、いつもありがとう」「あいさつが元気で、元気もらえる」「いつも笑顔がいい」「それぞれのスタッフが周りをよく見て、目配り、気配りができている」などの声をかけていただきました。
- 私の声で元気が出ると言われ、私もうれしくて癒されます。患者さまの「本当にいつもお世話になりありがとう」の言葉に、この仕事を続けて良かったと私も感謝しています。これからも心をこめて仕事をしていきたいと思っています。